【ソチ】カーリング、アメリカに痛恨の敗戦で予選突破がかなり厳しい情勢に

セカンド小野寺のまさかのインフル欠場というアクシデントに見舞われながらも何とか白星先行で来ていた日本チームですがここまで予選全敗のアメリカに敗れて予選突破が厳しくなってきました。

苫米地をリードから外してデンマーク・ロシア戦と好調だった吉田をリードに据えて、復帰した小野寺をセカンドに置くという体制でアメリカ船に臨むも、小野寺は初戦ということもあってショット精度がイマイチ。

痛かった第4エンド

このゲームの勝敗を決めたのはやはり第4エンドでしょう。それまで完全にゲームを支配しているように見えて日本ですがサード、スキップの痛いミスが続き、後攻エンドで6点スチールされる可能性を残してスキップ小笠原の最終ストーン。かろうじて2点スチールで切り抜けましたがここのエンドの失点が最後まで響いて敗戦。

今後は超格上との連戦が続く

カナダ、スイス、スウェーデン、中国と日本が快心のショットを連発しても勝つのが難しい強豪国が予選の後半に揃っているので第5戦が終わった段階で4勝1敗ペースで来るのが予選突破の最低状況だと思っていたんですが、早くも2敗目でかなり厳しい状況に追い込まれました。突破のラインが6勝あたりだと推定されるのでもう1敗しかできないことになります。

今大会のメダルは厳しい 次回以降は?

メダル以前にオリンピック出場権を獲得するのも年々厳しくなっているのが今の日本女子カーリングの現状。オリンピックに出場するには世界選手権に出続ける事がまずは最低条件になりますが、アジアからの出場枠は2つなので中国か韓国をパシフィック選手権(世界選手権の予選的な位置づけ)で2位以内に入らなくてはなりません。2013年のパシフィック選手権では中国韓国に完敗して既に2014年の世界選手権の出場権を逃しています。今後もこの状態が続くようだと一度も世界選手権に出場できないまま2018年を迎えてメダルどころかオリンピック本戦の出場を逃す可能性も。(ただし韓国が開催国枠で出場が決定しているのでその辺がアジア予選にどう影響するのかはちょっと把握できていません)

北海道vs長野でさらに競い合って国内競技のレベルアップを

幸いにもトリノオリンピックカーリングに注目が集まって国内の競技環境は徐々に底上げされつつある状態です。特に北海道(札幌と北見)、それに長野はここ数年で通年式のカーリング専用施設を建設して地元の企業が支援するチームも発足しました。今後はこの2地域が日本のカーリング界をリードしていくのは間違いないんですが、女子は北海道銀行中部電力というどちらが国際大会に出場してそれなりに結果の残せるチームがいるというのは大きいです。

国内の代表選考会でこの2チームが毎回火花を散らす展開になれば北海道vs長野という健全なライバル関係が築けて企業や自治体からのチームへの支援も安定するのではないでしょうか。

ソチではメダルが厳しい情勢になってきましたが何とか一勝でも多く勝ち取って今後に繋げていって欲しいです。