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所得税について色々と

最近よくはてブで見かけるこの方のブログ。フリーランスの税金についてよく書かれているので、てっきりフリーランスの方なのかと思ったらそうじゃないのでしょうか。ちょこちょこ読んでて引っかかるところがあったのでブログ書いてみます。

フリーランスの1番高い税金「所得税」納付期間に自動計算まで!フリーランスのマネー講座♪ - マネー報道 MoneyReport

さて所得税最高税率は何パーセントなんでしょうか?
所得税最高税率は・・・
40%
所得の4割が税金で持って行かれますよ・・・。

40%ってのがインパクト強いので元ブログの方はあえて単純化して書いておられるだけかとは思うんですが、誤解する人もいるんじゃないかと思って。確かにこれ国税庁所得税の税率早見表だとそういう風に見えるのかもしれません。でも実際はもっと安いんです。

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https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm

この場合の40%というのは「1800万円を超えた分の所得にのみ」かかるんですね。

例えば所得2000万円の人は1800万円を超えているから 2000万円 * 40% =800万円が所得税になると勘違いしやすいんですが実際は520万4000円です。

195万円までの所得は5%
195万〜330万までの所得(つまり330-195=135万円分)には10%
・・以下同じ・・
1800万円を超えた分(200万円)に40%

こういう計算式になります。
でも実際こんな計算するのはめんどくさいので表の右側に控除額ってのがあってそれを使います。
2000万 * 0.4 - 2796000 = 520万4000円

所得2000万円で税金520万ですから実質税率はたったの26%なんです。
所得5000万だと34%ですね。


納付について

現金支払いの場合

基本は毎年3月15日までですが、延納制度というのがあって、半分は3月に、残りは5月までに支払う事が可能です。その分の利子はかかりますが微々たるものなので有効活用しましょう。

振替支払いの場合

4月下旬に引き落とされます。

予定納税

大半の人はこの予定納税にほぼ引っかかります。これはかなり盲点で開業初年度の人は知らなくて翌年泣く事があるので是非知っておいてもらいたいです(経験則)。

No.2040 予定納税|所得税|国税庁
その年の5月15日現在において確定している前年分の所得金額や税額などを基に計算した金額(予定納税基準額)が15万円以上である場合、その年の所得税の一部をあらかじめ納付するという制度があります。この制度を予定納税といいます。

所得税は稼いだお金にかかる税金を翌年に支払うものです。つまり2014年の所得の税金を2015年に支払うわけですね。
ただし予定納税に引っかかる人は、本来2015年に支払うはずの所得税の2/3を2014年中に支払わなければなりません。これに引っかかるのは所得が250万以上の人なので大半の専業フリーランスは該当します。これが何気に痛いです。
開業初年度の確定申告が終わって5月までに分納で何とか所得税を支払って、ほっとしたのも束の間、住民税の支払いと保険料が来て「きつい><」って泣きそうな頃に予定納税の支払い書が来て本当に泣きました。

その他

e-taxは敷居が高過ぎて個人で導入してる人は皆無なのでフリーランスにはあんまり関係無いと思います。基本的に税理士さん向けのもの。個人のフリーランスは銀行振替、銀行での現金納付ですね。自分は毎年銀行で支払っています。

確定申告書は大半が郵送です。税務署に並ぶ人もいますけど割合は極わずからしいです。税務署は開業する際に一度話を伺いに行っただけで、今の管轄税務署には行った事すらありません。