甲子園2015夏

高校野球100年。
凄まじい盛り上がりを見せた14日間。
今年は地区予選からスタンド観戦したことで本戦も相当熱を入れて観戦してました。

連日観客席は大入り満員で大変なことになっていたようです。朝7時前に内野席は満員札止め高校野球100年ということで大会前から関連報道も多かったですし、早実・清宮君のような一年生スターも出てきて、いやあ楽しかった。面白かった。連日大熱戦が続いて、あの伝説の1998年(横浜・松坂)や2006年(ハンカチフィーバー)に匹敵するするぐらいの年になりましたね。

マイベストチームは沖縄の興南

甲子園の寂しいところは段々と選手の顔や名前を覚えてきて感情移入した頃にそのチームがころっと負けて去って行っちゃうところ。今年最も応援したチームは沖縄の興南でした。沖縄には縁もゆかりも無いのだけど、なぜか毎年沖縄は応援したくなる都道府県。

島袋を思い起こさせるトルネード左腕・比屋根君を筆頭に、いかにも沖縄って感じの顔・名前の選手達。連覇した10年以降は低迷が続いて去年の夏は初戦負け、からの5年ぶりの甲子園。一度見たら忘れられない特殊な投法の比屋根君が引っ張る守り主体のチーム。

負けた試合も含めて3連続1点差の大熱戦。準々決勝ではオコエのありえないHRで負けちゃいましたけど間違いなく今年のマイベスト感情移入チームでした。トルネードしてから極端にプレートの左にステップして投げ込む比屋根君のインコースの球を、あんな窮屈な打ち方でスタンドに放り込まれたら仕方無い。打ったオコエ君が凄すぎる。比屋根君は2年生なので是非来年も見たいなあ。ただベンチ入りがほとんど3年生なので新チームはどうなるか。比屋根君もかなり研究され尽くすだろうし甲子園へは茨の道になりそう。北海道まで練習試合で来てくれないかなあ。ありえないか。こういう時って他地域から離れてる北海道って損だよなあ。

円山球場

そんな南北海道の代表校を決める予選は近所の円山球場で行われていたので準決勝と決勝だけ見に行ってきました。近所にありながら初めての円山球場

準決勝 北照vs東海大四(北照3塁側より)
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14夏・15春と2季続けて甲子園出場中の東海大四は全校応援だとか。
ブラスバンドは無く声だけの応援だったけど凄まじい声量。
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春の選抜は準優勝という快進撃で、夏も札幌市民・道民の期待が大きかったと思いますが…。残念ながら1点差で散る。
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決勝 北照vs北海 (北照1塁側より)
休日と言う事もあってかなり席が埋まりました
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途中で外野席も開放
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3-0で北海の勝利。
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準決勝・決勝と安定した危なげない勝利で代表校にふさわしい北海でしたが、甲子園では成す術無く大敗してしまいました。残念。北海道といえばあの駒大苫小牧の2連覇からの準優勝という栄光の3年間がありましたが、それ以前・以後は厳しい結果が続いています。雪の影響と他地域の強豪との練習試合が組み辛い地理的な影響があるんでしょうか。今年すっかり生観戦にはまってしまったので秋の大会はどんどん見に行ってお気に入りのチームを見つけようと思います。

しかし今大会は面白かった

大阪桐蔭を破って初出場の大阪偕星。5年連続同一カードで4年連続1点差での決着の明徳(vs高知)。私立の雄を全部破って29年ぶり出場の公立・三沢商業。第一回大会の優勝校の流れをくむ京都・鳥羽。各地の予選大会も盛り上がってました。

そして本戦。
スーパー一年生早実・清宮。
スタンドからの歓声は清宮以上だったように感じる人気者の関東一高・オコエ。
3年後にはプロで二桁勝てるんじゃないか東海相模・小笠原。
公立の星、秋田商・成田。
トルネード二年生、興南・比屋根。
高卒プロ入りは厳しいかもしれないけど守備を鍛えて挑戦して欲しい、九国・山本武白志。

他にも個性豊かなキャラを持った選手やチームが多くてとにかく今年は楽しかった!
準決勝以降の3試合がちょっと大味になって失速した感じで、伝説の98年、06年には及ばないかもしれないけれど10年代の中ではベスト甲子園ですね。

熱闘甲子園

こんだけ熱を入れて観戦した年だけど熱闘甲子園はあんまり見なかった。選手同士の絆とかに時間割くのは番組の売りだし仕方無いんだけども、肝心の試合の中身についてスカスカの編集はどうにかならないんだろうか。野球ってターニングポイントとなるプレーってのがあって、敗戦濃厚の状況からもりかえすきっかけとなるプレーってのがあって、そういうのをハイライトにちゃんと入れて欲しいなあと。点が入る場面だけしか入れてない。その前も大事でしょ野球は。年々編集が雑になってる気がします。

あと最終日の紙飛行機を飛ばすところ。あれなんなんだ…いらないでしょあれ。

感情移入して応援していたチームが甲子園を去って行く。その選手達が負けた直後どんな表情してたのか、負けて時間が経って宿舎で明るい様子でご飯食べてたり、あるいは地元に帰って新チームの主将に就任した2年生。そういう場面を見てようやく視聴者としても応援していたチームに一区切りが付けられるんだと思うよ。紙飛行機を飛ばされてもさあ…何も感じない。最終日ハイライトとしては近年最悪レベルなんじゃないでしょうか。2000年代前半頃までの神編集スタッフさんはどこに行ってしまったのか。

もう自分の感性がおっさん化してるんだろうか。
昔は熱闘甲子園で毎年泣いてたんだけどなあ。
無理して盛り上げたり感動させようとしない方がいいと思います、熱闘甲子園